今の1年生の人たちにはあまり馴染みが無いかもしれませんが、特に今ほとんど使われていない7・8号館。
いつ取り壊すんだよっ!
実はすでに1年ほど前から6・7・8号館取り壊し計画が何度も上がっているにも関わらず、なぜか未だに堂々と建っております。
いったいなぜなのでしょうか?
実はこれには切実な理由があるのです。
そもそもまずは、なぜ6・7・8号館を取り壊すという話が出ているのでしょうか?
察しの良い方はすでに気付いているかもしれませんが、実は6・7・8号館はかなり老朽化が進んでいて、実際、そろそろ建て替えないと建物そのものが限界にきてしまうのです。
実は東日本大震災の時、実際に6号館の教室の天井が一部崩壊したという情報もあるほどです。
しかも8号館のトイレでは、都市大の学生が(以下略。知りたかったらインターネットで調べてね☆)
とにかく赫赫云々(かくかくしかじか)な理由により、早急に建て替えないと、本当に間に合わなくなる恐れがあるのです。
だったら早く建て替えれば良いじゃないか!という話になりそうですが、そうは問屋が卸さないのが今の都市大の現状なのです。
現在6号館には、6B2教室という一番大きな教室があり、それ以外にもかなり大きな教室が軒を連ねています。
それに加えて、物理学実験室・化学実験室・エネルギー化学科研究室・製図室など、主要な施設も沢山あり、壊す前に新たな6号館の代わりになる建物を先に建てなければなりません。
だったらさっさと6号館の代わりの建物を建てて他をぶっ壊せば良いじゃないか!という話になりそうですが、そうは問屋が卸しません。小売業も卸しません。
実は都市大の土地はすでに建蔽率(容積率だったかな?とにかくどっちか)がすでにギリギリで、これ以上新たに建物を増やすわけにはいかなくなってしまったのです。
さらに7・8号館は重機が入りにくく、壊すとなると別の意味で大掛かりな工事になってしまうそうです。
さらに現在、等々力にある「総合研究所」を世田谷キャンパスに引っ越しする計画も持ち上がっているそうで、無い土地にさらに建物を増やそうとしているのだから、さぁ大変!(マジで!!)
これらの理由により、6・7・8号館は取り壊したくても取り壊せない状況に追い込まれてしまったのです。あちゃー。
でもそんな皆さんにちょっとした朗報です!
実はお気づきではない方もいらっしゃるかと思いますが、都市大は世田谷キャンパス隣に、かなり広い土地を購入しました。
私も最初は何のために購入したのか分かりませんでしたが、恐らくこういった事情があったためと思われます。
つまり、購入した土地に「総合研究所」なり「新6号館」などを建てて、後でゆっくり取り壊そうといった魂胆なのではないかと思われます。
ただ、未だにそのような話がオフィシャルに流れてくることが無いため、まだまだ建て替えは先の話になりそう…。
うーん、新しい6号館を見るのはいつの日になることやら…?