まずは、都市大生の皆様。
ご卒業おめでとうございます!
残念ながら留年してしまった方も、卒業された方も胸中は期待と不安でいっぱいなのではないでしょうか?
というわけで今回は、社会人になって丸一年が経った私が、都市大の就活生の不安を払拭させられるような内容を書きたいと思います。
前編では「都市大生の就活において、自分が思ったこと」
後編では「都市大生の私が社会人になってから思ったこと」
を綴っていきます。
社会人になって、まず変わったことと言えば、「時間」です。
当たり前ですが、時間の重要性は大学生に比べて、格段に厳しくなります。
それは書類選考でも、面接でも同じです。提出期限に遅れたり、面接に遅刻したら、よほどのことがない限りアウトだと思ってください。
…なんて就活サイト丸写しみたいな記事を書いても不安は払拭されないと思いますので、ここからは自分の体験を基に記事を書いていきたいと思います。
まず、厳しいことを言うようですが、「都市大」という名前にネームバリューは全くありません。実際そうでした。「武蔵工でした」と言えば通じるので、面接官がピンときていなかったら、言っても構わないと思います。
なんせ知ってもらわないと何も始まらないと思います。集団面接だと空気に飲まれることもありますが、胸を張って都市大(武蔵工)と言えれば上出来です!
また、就活セミナーでも話があったかもしれませんが、就活のタイプには主に2種類あり、「アタッカー」と「プランナー」があるそうです。
「アタッカー」はとにかく就活の数をこなしていく。
「プランナー」は事前に吟味してから就活に望む。
どちらがあなたのタイプに合っているかは分かりませんが、就活をした私の意見としては「職種・業種はプランナー、企業規模はアタッカー」が一番良いと思います。
闇雲に企業を受けても、結局行きたくない企業の面接を受けても仕方がないと思います。しかし、吟味しすぎて全て落ちてしまっても意味がありません。
私の場合は「(化学メーカー)を企業規模問わず受ける」という方法をとりました。こればかりは個人個人のタイプがあるので、それぞれにあった方法があると思いますが、特にプラン設計がないという方にはこの方法をおすすめします。
これにはもちろん面接に慣れるというメリットもあるのですが、それ以上に「内定を多く確保できる」可能性が増えるメリットの方が大きいと思います。
仮にですが、同業の中小企業の内定を持っていれば、大企業に「○○さんの内定を持っているけどこの企業を受けに来ました!」というアピールが出来ます。万が一落ちても保険になるので、面接時には心強い安心感が得られますし、大企業には「(少なくとも)この業種には本気なんだな」というアピールになります。
最後に自分の経験から得たことを書いて前編を終わりにしたいと思います。
私は就活が7月上旬までかかってしまい、研究室の学生の中では一番遅く、めちゃくちゃ焦っていました。
「もうここでいいかな」と妥協しそうにもなりましたが、結局は最後まで粘って今就職している企業に入りました。全く後悔はありません。
何が言いたいかというと、「就活では絶対に妥協しないでください」ということです。
研究室で自分以外の人が内定を持っていると、正直肩身が狭い思いをしていました。
ですが、仕事(会社)はほとんどの人が20~30年勤めるものになります。一時の思いで安易な選択だけはしない方が良いと思います。
就活は「自分と合う企業を探す」ものです。何社も落ちていると泣きそうになったり、社会にいらない人間なんじゃないかと思ったりすることもあります。
ですが、あきらめずに信じ続ければ、自分に合う企業は必ず見つかります。
就活生の皆さんのご多幸をお祈り致します。
(後編へ続く)