東京都市大学世田谷キャンパスbotの日常

東京都市大学世田谷キャンパスbot(@toshidaisetacan)がTwitterを飛び出して、ブログを書いています。基本的に月金更新です。

「お金」よりも大切なものってある?

「命はお金よりも大事!」とか「お金があれば命だって買えるからお金が一番!」とか、どっちも正論のようなことを世の中ではよく耳にします。個人的にはどちらも間違っているのではないかと思います。まぁ確かに、命が無ければお金は使えませんし、お金があったから命が助かることもあるでしょう。ですが、お金はあくまで世の中の媒体手段であって、ひとつのコマに過ぎないからです。

 

例えば、あなたは5000円を持っていて、5000円の洋服を買いたいと思っています。売買が成立した場合、第三者から見れば「5000円=洋服」もしくは「5000円→洋服」にが成り立つと思います。しかし、買った本人から見れば「5000円⇒洋服」つまり「5000円<洋服」になるわけです。言い換えれば「5000円よりこの洋服の方が価値がある」と判断しているわけです。金や株などの投資財産を除けば、この法則はだいたいの商品に当てはまるわけです。

 

私が言いたいのは「お金は何番目に大切か?」という質問がそもそも愚問だということです。命とお金を比べるのは絶対的なものではなく、相対的なものなのです。「お前に嫁をやるなんて100万光年早いわ!」とか言ってるとんちんかんな親父と一緒で、「お金と命どっちが大切?」なんて質問をしてくる人には100万円札で頬を叩いてあげれば目が覚めるかもしれません。

 

うまい棒は10円よりも価値がある。家は5億円よりも価値がない。それらを決めるのはあくまで自分自身であって、うまい棒に100円の価値を見いだす(5日もご飯を食べていない場合)ときもあれば、家に10円の価値も無いと判断する(よほど不便で超ぼろい場合)ときもあるかもしれません。お金があれば、いろいろなことが出来るので、大切なことは間違いありません。ですが「○○よりは大切で、△△よりは大切じゃない」みたいに絶対的に決めることは出来ないと思うんですよね。愛の質量を量れないのと同じで。

 

だがしかし命を簡単に投げ捨てるような人にとっては、その命はうまい棒以下の価値しか無いのかもしれませんね。お金も命も大切に。

 

 

------------------------------------------------

ご意見・ご感想はこちらから

g1316034@gmail.com

 

Twitter

@toshidaisetacan

@setacan_diary

-----------------------------------------------