東京都市大学世田谷キャンパスbotの日常

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皆勤賞

自慢ですが、高校の時は皆勤賞でした。卒業式の日に卒業証書より豪華な表彰状をもらった覚えがあります。大学の頃は講義は出来る限り出席するようにしていました。

時は過ぎ、私は社会人になりました。今年4月、通称働き方改革推進法により、従業員は年5日の有給休暇取得が「義務化」されました。

 

これはサラリーマンにとってはかなり嬉しい法律だと思います。今まで有給を取りたくても周りに遠慮して取りにくいと思っていた人も、法律で義務化されているとあれば取らざるを得ません。「法律違反になるから」と胸を張って取ることが出来るわけですね。

もちろん有給休暇を取りたくない人にとっては至極迷惑な話かもしれませんが、よほどの人でない限りそんな人はいないと思います。

 

このように、今の日本においては「勤労の義務」と同時に「有給休暇取得の徹底」という一見矛盾したような二本柱で成り立っています。そう考えると高校教育における「皆勤賞」って矛盾してるんじゃないですかって話。

義務教育である中学までなら、休んではいけないというのは分かります。まぁだとしても教育に対する義務を請け負うのは親だけなんですけどね。また大学では出席はしてもしなくても良いみたいなスタンスの講義も多くあります。出席点が必須という授業もありますが、全部というわけでは無い気がします。高校と大学はあくまで「自分の意思で勉強」するところです。だから出席するもしないも本来なら自由のはずですよね。私は普通科に通っていたのですが、単位制や定時制の高校でも同じなのではないでしょうか。こんなところでひょこひょこ戯言を垂れたところでどうしようもないんですけどね。

 

高校に有給休暇をつけろと言いたいわけではないんですよ。ただ出席自由とか、留年の基準を引き上げるとか、もうちょっとアメリカっぽい教育が普及しても良いと思うんですよね。なんかこういう文化が就活金太郎飴を量産する引き金になっているんじゃないのかなぁ…?

学歴差別を無くした方がよいという人もいらっしゃいますが、個人的にはそれはあった方が良いと思います。ただ「学歴が高い=偉い」という意識は即刻なくした方が良いと思います。学歴は努力の差を見る上ではかなり便利なものさしですが、人の優劣を付けるものではないですよね。

 

3/1就活解禁。都市大生の皆様が出来る限り、希望に見合った就活を送ることが出来るよう祈っております。高望みはだめョ…。

 

 

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