古来より挨拶とは「対象同士が敵ではないことを確認する」行為から始まったと言われていたりいなかったりするようです。
先日、R-1グランプリの決勝で、ある芸人が先生のコントをやっていて、個人的には1番面白いと思いました。(確か男子校が女子校と合併するみたいな設定の話だったと思います)
そのコントのオチが「いいかお前らー、女子の『おはよう』の意味は男子でいう『おはよう』って意味だからなー!」と言って終わりました。僕はそのネタを見たときに大爆笑してしまいました。そりゃ当たり前だろ!と。
しかし、よく考えるとその当たり前から離れてしまっている自分がいることに気づきました。いつのまにか僕は女性から挨拶をされることが、何か神聖な行為のことのように感じていました。つまりコントで笑われている存在になっていたのです。
よくネットの風刺で「大学学部別女性が男性をオトす言葉一覧」みたいなネタがあります。詳しい内容はTwitterか何かで見てもらえれば良いと思うのですが、工学部の場合「おはよう!」としか書かれていないのです。ネタのオチとして書かれているので、ある種冗談のようなものでしょうけど、たしかに目を見ておはよう!って言われたら、大抵の工学部の男はドキッとするのではないでしょうか。ソースは僕です。
だから冷静に考えれば「おはよう」に「おはよう」以上の意味はなく、「おはよう」は「おはよう」でしかないのです。
何とも世知辛い話ですが逆に考えれば、女性からの「おはよう」は「おはよう」の意味しか無いのですから、必要以上に気張る必要もないわけですね。よし。
今度から「おはよう」って言われたらちゃんと「おはよう」って返そう。そもそもおはようって言ってくれる女の子いないけど。
--------------------------------------------------
ご意見・ご感想はこちらから
g1316034@gmail.com
@toshidaisetacan
@setacan_diary
--------------------------------------------------