第2回の今日は「学科による就活の違い」ということで、学科によってどのような違いがあるのかを書いていきます。
ちなみに小生、世田谷キャンパス所属のため、横浜キャンパス・等々力キャンパスについては門外漢なため、あらかじめご了承ください。
さて、学科による違いと大げさには書いてみたものの、就活のやり方はどの学科でもそこまで大差はありません。
学科によって違うのは就活のしやすさなのです。
都市大世田谷キャンパスには現在2学部12学科存在しておりますが、やはり就職しやすい学科・しにくい学科はあります。断言できます。
就職しやすい学科として
・機械工学科
・機械システム工学科
・電気電子工学科
・情報科学科
・情報通信工学科
・経営システム工学科
・院生(学科問わず)
上記の学生は主に機電情または建築・土木といったくくりで扱われ、かなり企業側から重宝されます。業界問わず。やはり経営してい行く上で技術系の根幹を支えていく学生なので、強いですね。
しかしそれ以外の学生ははっきり言って就活は苦しいと思います。とくに学部生。
もちろん業界・職種を全く問わず、どこでも良いから就職したい!という学生なら就職は可能だと思います。2016年は売り手市場ですからね。都市大というネームバリューもそこそこ助けてくれるでしょうし。しかし、やはりそこそこ福利厚生がしっかりしている企業に就職したいと思っている方にはどうかという話です。難しいといっては元も子も無いですが…。
以下に就活が難しい部類に入っている学科の人が就活をどうやって攻略していくべきかを書いていきます。(※ここから先は各学科の同期や先輩から収集した情報を述べていきます。信憑性は定かではないので、参考程度にどうぞ)
・原子力安全工学科
現在原子力に対する風当たりが強く、学科の名前を聞いただけで嫌な顔をする企業もあるんだとか…。これから伸びていく業界ではありますが、ここ数年で就活する学生にはつらいところかもしれません。機械を扱うことが出来るということをアピールして機械系の企業に就職する方も多いそうです。もちろん風当たりが強いというだけで、原子力関係の企業に就職できないわけではないので、挑戦してみるのもありだとか。
・医用工学科
やはり医療器具関係に就職する人が多いようですが、専攻と関係ない企業に就職する人も多いのだそう。企業側からすると、学科の名前だけ聞くと医学系の学科だと勘違いする企業もあるらしい。専攻が少し特殊なため、専攻を生かせる企業を志望するか、専攻と全く関係無い企業を志望するか、早期の判断が鍵になるのだとか。
・エネルギー化学科
化学系の企業は大抵研究職を募集しているところが多いのだが、研究職を募集している企業のほとんどは院生のみだという。化学科と聞くと、理学部や理工学部が多いので、その点でも肩身が狭いらしい。それでも化学系を就職したいのであれば、福利厚生を諦めて中小の化学メーカーに就職するか、福利厚生を望んで化学系を諦めるか、二者択一を迫られるのだとか。これも早期の判断が鍵になるのだろう。
・自然科学科
この学科にはそもそも都市大に大学院が無いのだとか。そういう意味では院生になるには他大の院に進むしかない。実際にそうしている学生もいるらしい。また、専門を生かす仕事も少ないらしく、専攻と関係ない企業に就職する学生も少なくないのだとか。とにかく行きたい業界に志望し続けることが大事らしい。
とのことです。
もちろんどの学科でも手を抜けば就職は難しいと思います。とにかくめげずに頑張って行くことが大切だそうです。
次回は「キャリア支援センターの使い方」について。お楽しみに。