東京都市大学世田谷キャンパスbotの日常

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いじめを根本的に無くすためには…

最近ではあまり聞かれなくなった「いじめ」による自殺。

精神的・肉体的な苦痛から逃れるために、被害者が取る最後の手段です。

 

なぜ21世紀にもなって被害者が未だに逃げ続けなければならない社会が存在するのでしょうか。

今日はそんな憤りを基に記事にしていこうと思います。

 

「いじめを根本的に無くすことは出来ない」という定説があります。私もこの説は容認派です。今の社会ではいじめを根本的に無くすことは不可能でしょう。

例えば「いじめの加害者を学校の壇上に立たせて、全校生徒で罵詈雑言を浴びせる」とか、そういった過激なことが出来れば、きっといじめは格段に減るでしょう。百戒一罰ではないですが、ある意味加害者をつるし上げて、恐怖を与えれば、いじめは今よりも格段に減るでしょう。

しかし、そんなことをすると黙っていないのが、いわゆる加害者の親や人権派の方たちです。いじめをしていたときは無言を貫いていたにも関わらず、こういう過激なことをすると急に立ち上がる都合の良い人たちです。

 

つまり、今の世の中は「いじめは加害者にやさしい社会」になっているのです。それこそ不公平だろうと。

 

私が大学時代、教員免許を取得するために受けていた授業で「いじめを根本的に無くすためにはどうしたらよいか」というグループ討議が行われました。

信じられないことに多くの班から、発表の際「いじめを無くすことは不可能だから…」といった枕詞が付いていたのです。あり得ませんよね。「いじめを根本的に無くすには」という問いに対し「不可能だから」という回答をしているのです。正直落胆しました。

私たちの班は「いじめの被害者が逃げられるような場所を提供する」でした。いやいやこれもおかしいから。いじめを無くせって言われているのに、なんで被害者が逃げなあかんねん。やっぱり暴論だけど、加害者をつるし上げるのが一番効果的なんだよなぁ。

 

正直こういう考えの持ち主たちが教師になることにはものすごい不安を覚えました。

今の社会、全ての対応が後手後手に回っています。交通事故が起きてから信号を設置する。地震が起きてから災害への備えをする。自殺してから第三者委員会が設立される。

 

いじめを根本的に無くす方法はいくらでもあります。ただしそれは手段を選ばなければの話です。結局それを実行することが出来ない今の社会が一番いじめを引き起こす原因だと思います。

 

突然ですが学校は何のために行くのでしょうか。「勉強のため」とか言う頭お花畑の方はきっといじめに遭ったことが無いのでしょう。本来、学校は「組織という小集団の中で生活する」ということを基盤にしております。その上に勉強のみならず、遊びやクラブ活動などが営まれているわけです。つまり「組織の中で生活する」ということが大前提にあるわけです。転校する、引きこもるといった「逃げ」の戦法は、短期的に見れば良い結果を生むかもしれません。ですが、長期的に見て「逃げれば助かる」ということを本能的に覚えてしまうと、その後の人生はかなり大変な道を歩むことになるでしょう。

YoutuberのDJ社長やこち亀両さんも言っていましたが「悪口は言われている方が主役」はまさにその通りだと思います。別に相手に立ち向かう必要は全くないと思います。ただ、相手と同じフィールドに立った時点でその加害者連中と同等になってしまいます。相手のいいなりになるのではなく、徹底的に頭を使って対抗してみましょう。

何か万引きや嫌がらせを強要されそうになっても、絶対に引き受けないこと。暴力を受けたらそれを「警察に報告する」と先生に伝えましょう。腰が重い教師もすぐに対応してくれるはずです。教師にとっても問題は明るみに出てほしくないですからね。持ち物を隠されたり汚されたら、逆にチャンスと捉えて下さい。いじめを既成事実にする絶好のブツになるからです。間違ってもやり返したりしないように。相手は低レベルなので、どうせろくな人生を送りません。クソみたいな仕事をしながらできちゃった結婚でもして一生を過ごすはずです。

そして後はひたすら勉強をしてください。悲しいかな現代社会において、最も力の上下関係がはっきりするのは学歴です。勉強して偏差値の良い高校・大学に入れば、少なくともそういったクソみたいな奴らと絡むことは劇的に少なくなるでしょう。

 

繰り返しになりますが、今の社会はいじめの加害者側が優遇される世の中になっています。自殺をしたところで、第三者委員会が適当な調査をして「いじめの事実は見当たらなかった」と報告されて終わりです。そうなるくらいならたとえ学校に行かなくても、死ぬほど勉強して良い高校や大学に入って、そいつらを見返してやりましょう。

いじめられていることは何も恥ずかしいことではありません。一番恥ずかしいのは「見て見ぬふりをしている取り巻き連中」です。見て見ぬふりをするくらいなら匿名でも良いからいじめの事実を公表しろってんだよ。「次は自分がターゲットになりそうだから…」とかはただの言い訳に過ぎません。一番のモブキャラです。そんな奴らはいてもいなくても変わらないんで、無視して大丈夫です。

 

今の社会が変わらない限り、いじめが根本的になくなることはないでしょう。それこそ「いじめの加害者は壇上で血祭りにあげても良い」みたいなルールでも出来ない限り。だからこそ今いじめられている人は、自分自身と加害者に負けないように、心に1%の余裕を持って耐えるしかありません。何も戦う必要なんて全くありません。本当に辛かったら逃げても良いと思います。ただ、死ぬくらいなら死ぬほど勉強した方がお得に思いませんか?

 

「いじめられている方にも原因がある」とかほざいてい加害者の親もいますが、意味が分かりません。いじめに原因があるのだとすれば、じゃあそれを解決したらいじめは無くなるのかって話ですよ。所詮いじめなんて「出来心で…」「なんとなくウザかったから…」とかしょうも無い理由から始まっているんですよね。つまりいじめそのものがしょうもない遊びなんですよ。

だからこそいじめられている人はそんなしょうもない遊びに付き合う必要は全くありません。そんなことで人生台無しになるくらいなら、とことん頭を使いましょう。

 

物騒なことを言いますが、いじめにルールはありません。犯罪以外のことなら場外乱闘もOKなのです。加害者のウィークポイントを探して、反撃するも良し。無視してどんどん人間として成長するも良し。戦い方や逃げ方は人それぞれです。

これを読んで下さっている被害者の方やその親御さんがどのくらいいらっしゃるか分かりませんが、ぜひいじめに屈することの無きよう、心より応援申し上げます。

 

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