人の陰口を言う奴ってほんとサイテーだよね
これは悪口です。
お前っていつも寝癖付いてて、見てるだけでムカつくわ
理不尽ですが、これも悪口です。
あいつって実は小4までいじめられてたらしいぞ
これは陰口です。
あいつ、24にもなって未だにダイエット成功したこと無いらしいぞ
これは私のことですね、はい。
私の定義ですが、悪口と陰口の違いって「面と向かって言っているか言っていないか」の違いだと思います。
面と向かって言う場合って(よほど理不尽な言いがかりでなければ)「すごく誇張した注意」になるのではないでしょうか。気の弱い人に対して「お前気が弱いんだよ」とか、風邪をひいている人に対して「うつるから近寄るな」とか言うのは、ある意味正論です。その人のことを観察して的確なアドバイスを、口調悪く言っていることになりますから。
ただ、陰口は本人のいないところで言われるものです。本人がそこにいないので話に尾ひれが付くこともあるでしょうし、巡り巡って本人の耳に届いたとき、ものすごい不快な気持ちにもなるでしょう。
さらに言えば、聞かされている方もあまりいい気持ちではないでしょう。「もしかしたらこの人は私のいないところでは私の陰口を言っているのではないか」と不安になります。そして結局その人と関わりを持ちたくなくなってきます。もしく陰口を言われない程度の抑止力として、表面上のつきあいをされるようになるでしょう。
どちらにしても、陰口を言う人の元から人は離れていくでしょう。
陰口を言っている本人は、案外そのことに気付いていません。張本人がそこにいないので聞かれていないと思っているのでしょう。ですが、いつか陰口は本人の耳に届くでしょう。
悪口はその人の耳に直接入るため、その人の思っている声が直接耳に入ります。その人の心がそのまま含まれています。いわば愛のムチってやつですね。
対して陰口はその人に対する悪意しか含まれていません。乾いた声です。褒められた行為では無いと思います。
人は人に対して何かしら不満を持つ生き物です。ですがそれを陰口で解消するのはいかがなものかと思います。面と向かって言えないのであれば、せめて愚痴程度に抑えておくべきでしょう。
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