一年前までは朝起きたら「ZIPを見ながらトーストで食パンを焼いて出社時間まで本を読む」という習慣が付いていました。こうすることで会社に行くまでに「会社スイッチ」が入って、嫌でも体が動くようにしていました。ですが適応障害で会社を休み、社会復帰してからは「テレビは付けず、バナナと牛乳を飲み、出社時間までYouTubeを見る」という生活に変わりました。
ルーティンがいいとか悪いとかそういう話をしているわけではありません。ですが一度心を病むと、今まで出来ていたことが出来なくなってしまうことがあります。前の部署にいたときは、それこそモーレツやる気120%で仕事に臨んでいましたが、今は40%位まで、無意識に落ちています。体にセーブがかかっているような状態です。
ルーティンはいい面もあれば悪い面もあると主治医の方はおっしゃっていました。野球選手のイチローは、バッターボックスに入る前日から同じルーティンで行動していらっしゃるようです。そうすることで体が行動を覚えて、いい結果が出るんだとか。
しかし、ルーティンを繰り返していると、周りの変化が乏しいため、脳があまり考えなくなり、うつになりやすいとのこと。本当に人によって一長一短らしいです。 ちなみに私の場合、朝に食パンは食べられるようになりましたが、ZIPは未だに見られません。思い出してしまい、吐き気を催すからです。このように一度心の病になると、表面上は治ったように見えても、完治していない場合も多いのです。薬に頼ってばっかりでは良くないのですが、頼らざるを得ないときも多々あります。
やはり一番の予防策は「心の病が深刻化する前に医師に相談する」が、経験的に一番よい方法だと思います。手遅れになる前に手を打っておけば、苦しむ前に解放されるかもしれませんので。
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