東京都市大学世田谷キャンパスbotの日常

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都市大生が社会人三年目になって思うこと

ついに大学を卒業して3年になろうとしています。楽しかったことや辛かったことがついこの間のように感じます。

さて、毎年この時期になると就活関係の記事が異様にアクセス数が伸びるんですね。なので、今回は未熟ながら社会人三年目になって感じたことを自分なりに書いていきたいと思います。

 

まず社会人になって思ったことは、学生時代と生活がものすごい変わるということです。言うまでもなく遅刻や無断欠席は厳禁。教授と学生という関係から、上司と部下(新入社員)という関係になります。フレックスタイムを導入している会社でもない限り、出勤時間も決められています。まぁとにかく学生と社会人は違うということですね。意識の切り替えを行わなければいけません。今までのような3限からの授業サボろうとかそんな甘い考えだと2秒で叩かれます。まぁ都市大生であれば朝から研究に勤しんでいるので、そんなに関係ないかもしれませんが…笑

それから、会社に入ると覚えることが半端なく多くなります。職種にもよるかもしれませんが、周りは先輩社員ばかりです。つまりみんなプロです。そこに新入社員としてのこのこ入っていくことになるので、自分が無力で小さく見えるかもしれません。もしかしたら自分が勉強してきた内容が全く活かせない場合もあるかもしれません。そうなると気持ちばかりが焦ってしまいます。期待されていると思い込んで、必要以上に力んでしまうかもしれません。ですが、周りの先輩社員たちは新入社員に全く期待してません。全くです。どのくらい期待していないかというと、周りがライターを使っているのに対して、一人木で火起こしをしているようなものです。発破をかける先輩社員はもちろんいるでしょうけど、即戦力を期待しているのではなく、あくまで成長力を期待しているのでしょう。本当に即戦力が欲しいのであればビズリーチにでも頼めばいいのですから。ここで頑張りすぎて、無理してやる気が空回りしてしまうと、私のように倒れてしまったり体調を崩してしまいます。まずは半年、期待されていないと思って肩の力を抜いて仕事をしてみましょう。本気になるのはそこからでも遅くはありません。

 

日本では海外に比べて新卒採用の割合が非常に高いです。また、日本はジョブローテーションが増えてきており、1つの職種にこだわらない働き方が一般的になってきています。そのため海外からは「就職」ではなく「就社」と揶揄されているようです。

僕の場合も1年でシステム系の部署から品質管理系の部署に異動になりました。これらの制度は必ずしも悪いことではなく、例えば自分に合わない仕事に就いていたとしても、数年すれば仕事が変わる可能性があることを示唆しています。慣れてきた仕事がまた一から覚え直しという心配をする方もいらっしゃると思いますが、その心配はあまりないと個人的には思います。

僕の場合は畑違いの部署へ異動になって、辞令が出た時はかなり心配になりました。ですが、いざ異動してみると完全に1からということではなく、前部署の経験を活かせる部分もありました。むしろ別の部署を経験してきたからこそ思える意見や視点が増えて、逆に良い経験になったと今では思います。自分には合わないと思う部署を経験した人や別の経験を積みたいと思える人には、むしろ良い制度だと思います。

 

また、就活生の場合、就職活動の時には「志望動機」を聞かれることがあると思います。というかほぼ必ず聞かれます。その際に「クリエイティブな仕事がしたい」とか「〇〇という部署に行きたい」とか答える人がいると思いますが、個人的には論外だと思います。理由はいくつかありますが、社会人を2年経験した私から言わせると「どんな仕事が合うのかはあなたにも他人にも分からない」ということです。例えばあなたが研究開発部門に行きたいと思っているとしましょう。しかしもし研究開発部門に配属されたとして、あなたの力が100%発揮されるかどうかは実際に配属されてみないと分からないのです。もしかしたら社会人(採用担当)から見たら生産部門や営業部門の方が力を発揮できると思っているかもしれません。

結局何が言いたいかというと「職種にこだわりすぎない方がいい」ということです。幸い、前述したように日本にはジョブローテーションという制度が普及しつつあるので、希望していない部署に配属されて、さらにその部署で力を発揮できなかったとしても、配置換えで希望している部署や力を発揮できる部署に異動できる可能性はあります。自分が何をやりたいかというよりも、自分がどんな会社で働きたいかを念頭において就職活動をした方が良いと思います。

 

あと、就職活動をするに当たって、企業規模のみを重視して行うのは危険だと思います。当然大企業の方が、福利厚生も充実している可能性が高いです。人に職場を聞かれた時の聞こえも良いですし、給与も良いかもしれません。ですがいくら大企業といえど就職出来る人はほんの一握りです。しかも運良く大企業に就職できたからといって、必ずしも幸せな生活を送れるとは限りません。人が多い分、教育がおろそかだったり、出世が難しかったりするかもしれません。零細企業やベンチャー企業に就職した方がいいと言っているわけではありませんが、下手な大企業よりも長年続いている評判の良い中小企業やBtoB企業に就職した方が幸せかもしれません。

 

ここで書いたことは社会人3年目になる若造が書いたペラペラな内容に過ぎません。少しでも参考になる部分があれば幸いです。

 

就活生は就活がんばれ!新卒生は社会人がんばれ!ファイト!!

 

 

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