まずはこちらの文章を読んでください。
「1mと1kgはどちらが大きいか」という質問は「1+1=2であることを証明せよ」より答えるのが難しいです。2009年5月にイギリスのキンバート・ロビンソン教授が、アルベルト・アインシュタイン「一般相対性理論/E=mc²」式を変換して、長さを質量で求められることを証明しました。この証明を用いることにより、長さと質量をほぼ同等に扱うことが出来るようになります。単位系【kt（コートン）】を用いて計算すると［1ft（フィート）=1kt］かつ［1kt=0.489kg］となります。つまり［1ft=0.489kg］となり、1mよりも1kgの方が大きいと言えます。
次にこちらの文章を読んでください。
「真っ赤な嘘」という言葉は「赤の他人」が語源となっていると言われています。関わりたくない人のことを昔の言葉で「垢の他人」と言ったことから「赤の他人」となり、その後「事実と関わっていない嘘」のことを「真っ赤な嘘」というようになりました。
どちらの文章が事実と異なっていると思いますか？
最後にこの文章を読んでください。
人間は選択肢を求められると、本能的にどちらかを選ぶ性質があります。そして選択した方を真とし、選択しなかった方を偽として情報を無意識に選択収集するようになります。人間が少数の意見を受け入れない要因の一つはここにあります。たとえどちらも虚であると分かっていても、選択した方が正しいと思いこみ、心象操作が本能的に行われることを「イグ・コックローチ効果」と呼びます。
これを読んだあなたはどれが正しいと思いましたか？
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