今週のお題「下書き供養」(※今回の内容はコロナ禍になるずっと前の話です)
先日、会社のパートさんとご飯を食べに行った時の話。
…という導入を書いてみたのですが、これすごい入り組んだ話。
事の発端は、およそ2年前に遡ります。
自部署の隣の課の後輩(独身)が異動になり、関東の地を離れることになりました。よくある話なんだけど、どうやらそいつがうちの課のパートさん(独身)と付き合っていたらしく、しかもベタ惚れ。
まさかそんなことになっているとは課の人たちは全く知らなかったので、まさに豆鉄砲で鳩を殴った状態。ちなみに後輩の名誉のために追記しておきますが、彼らは浮気でも不純異性交遊でもなんでもない、健全なお付き合いをされていたので、その点はご安心を。
とまぁ何やかんやあって、異郷の地へと旅立ちました。2人で。
困ったのは当然うちの課。突然のお付き合い発表からの退職。元々人手に余裕がないのにそこにぽっかり穴が空いてさぁ大変。こんなコミカルに書いてますけど、当時は建屋を丸ごとひっくり返したくなるほど大変でした…。
かくなる上はと急遽人員募集をかけて、選考の上で来てもらった人こそが今回の導入部分に出てくる"僕が食事に誘ったパートさん"というわけなんです。
ちなみにこの部分まではこれからお話しする内容には一切関わってこないので忘れてもらって大丈夫です。
さて、前置きが長くなりましたが、パートさんの話。
新しく入ったパートさんはすごく元気な人で、一言で表すと「気さくな不思議ちゃん」といった感じ。仮にEさんとしましょう。僕よりも3〜4歳年上で、休み時間は一緒に取るくらい話が合う。仕事中にも雑談を振ってきて、他のパートさんに怒られるくらい。…あれ、これもしかして僕にもチャンスあるんじゃないかな?って思うじゃないですか。ですが元来引っ込み思案に関しては右に出るものはいないと言われたこの僕は、突然目の前に現れた女性に萎縮してしまったんですね。特に何もアクションを起こさず・・・。据え膳食わぬはなんとやらってやつ。
とまぁそんな状態が1年くらい続いたある日、意を決して僕がそのパートさんを食事に誘ったら2つ返事で良いですよと言ってくれました。
…さらっと書いてますが、これ実はすごいことなんですよ。お誘いの2つ返事のことではなくて、僕が女性を食事に誘ったということ。僕が女性を食事に誘うなんて、人生この方一度も無かったんですから!マジで!しかもそのパートさんを誘ったのにはある理由がありまして…。
僕には女心に対して欠片の理解も無いので「もしかしてこの女性、僕に気がある?」と思っていても、それはパチスロでいう白とか青リーチくらいなんですね。期待値薄め。大体ハズレ。
だから普段はどうせ勘違いだろうで何もせず終わってしまうのですが、今回は違います。ベテランのパートことSさんが「…多分、来年には山田くんとEさん付き合ってるよ」とボソッとパートのMさんに耳打ちしていたらしいのです。(Mさんは僕が色々と相談に乗ってもらっている仲の良いパートさん。Sさんの耳打ち話はMさんから教えてもらった)
これがいかに信憑性のある内容なのかは、このブログを読んでくれている皆さんならもうお分かりですね。タクシーの運転手がおすすめする店とベテランのパートさんの言う事は間違いないというくらいですからね。長年の経験と勘と井戸端会議は伊達じゃないです。もはや年季が違います。パチスロなら虹演出とともに上部についてるよく分からない機械がキュインキュインキュイ〜ンってなってます(仲良しのパートMさんも「多分だけど気があるんだと思うよ〜」と背中を後押ししてくれたのも大きい)
そういう紆余曲折がありながらも、ついにそのパートの女性Eさんとの食事の日を迎えました…
続く
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