僕が所属している会社にはログインボーナスというものがありません。
多くのいわゆるソシャゲと呼ばれるものにはログインボーナスというものがあるというのに・・・。
ああいうゲームって、そういうのがあるからついついやっちゃう部分ってあると思うんですよ。わざわざログインボーナスもないのに会社に来てるってすごいことなんじゃないのかなって。
一時期、自分だけのログインボーナスを考えたことがあります。
たとえば「会社に行くことが出来たらドーナツをひとつ食べても良い」というもの。いわゆる自分へのご褒美というやつですね。入社して半年くらい経ってから始めました。
これは僕の体重が10kg増加した時点でやめました。まじでドーナツは毎日食べると太る。新社会人は覚えておいた方が良い。
それならと「一週間会社に行けたらひとつボードゲームを買っても良い」というルールに変更しました。これなら健康を害する心配も無いし、会社に行くモチベーションを管理できると思ったからです。
これも僕のクレジットカードの請求額が10万円を超えたのをきっかけにやめました。毎日会社に行くだけでは収入は増えないんです。これも覚えておいた方がいいこと。
紆余曲折あって最終的に今はソイジョイ1日1本になりました。間食としては太らないギリギリのライン。別に嬉しくはないけど、あると嬉しい。
ログインボーナスって結局のところ「未来の自分へのやる気を先取りする」に過ぎないんだなってことに最近気づいた。ドーナツにしてもボードゲームにしても。この世に質量保存の法則が成り立っている限り、人生のやる気も一定量しか存在しないんじゃないかって。
ログインボーナスを自分の中で決めちゃうと、ログインボーナスが破綻したときに「ログインボーナス出ないなら行かない」っていうマインドになっちゃう。ものにつられるって言い方でも良いかも。
会社にいる美人の先輩が言っていたのは「自分で自分を褒めてあげる」と良いらしい。世の中の人は滅多なことでは褒めないから、結局は自分で自分を褒めるしかないんだとか。
朝起きれてえらい!とか、会社に来られてえらい!とか。自己肯定感が強い人って、こうやってモチベ上げてるんだろうね。えらい。
社会人を長く続けていると、会社に来ることが当たり前になってくるけど、そうじゃない。これはすごいことなんだぞ!世間一般の人は会社になんて来ない。ましてや「会社に来て働ける椅子があるだけ幸せだと思え!」みたいなやりがい搾取はくそくらえだ!
あなたも今日はこのブログを読んでいる。なんの利益も生まないのに。えらい!
こうして今日も一日分人生の時間を支払ってお金に換算している。褒めてあげたい。
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